私は発酵小豆あんこを以前作ったのですが、
それはまあ美味しくて、小豆の味に旨味と甘味が合わさり一瞬で好きになりました。
何回か、発酵小豆あんこを作り楽しんだのですが、
もしかして!ほかの豆でも発酵させて旨味と甘味を出せるのではないか?と思い、黒豆でやってみようと思いつきました。
早速、黒豆を購入し挑戦してみました。
作り方は発酵小豆あんことほぼ同じで、小豆を黒豆に変えただけです。
作り方は案外簡単で、
超がつくほど面倒くさがり屋さんの私でも出来るように、自分で簡単な工程にしています。
1回目に作ったときは食べられなくはなかったんですがもしかしたら失敗に近かったかもしれません。
理由は水の量を、失敗して、豆が少し硬めでした。
材料と量は発酵小豆あんこの時と同じように
黒豆も米麹も豆汁または水またはお湯が材料になります。
それぞれが同じ量で用意します。
黒豆の場合は案外水を吸います。豆を水で戻すと2倍位の大きさになります。
これが1つのポイントとして大事ですが、
まずは黒豆を洗って同量の水で1晩漬ける。
戻した黒豆は炊飯器で炊きます。
つけ汁は使ってもいいと思いますか、新しい水またはお湯を使ってもいいと思います。つけ汁はアクがあり、苦味がありますので苦味が嫌な方は新しい水かお湯を足して炊くのがいいと思います。私の場合、つけ汁を使いましたが、最終の味に苦味は出ず、気になりませんでした。
炊き上がったらまた豆と同じようになるようにお湯を足して、黒豆とお湯の温度を50°台まで落としていきます。
また、ここがポイントです。50°まで落とすことは重要ポイントです。
米麹をその後に入れるのですが、高温ですと麹菌がうまく働かなくなります。50°前半というか50°か51°まで落としたら米麹(黒豆の乾燥豆の時と同じ量)を入れます。
できれば温度計を購入し、きちんと計測した方がいいようです。もしない場合は、豆を指で潰して熱すぎない温度のようです。
温度が51度位になったら、炊飯器を保温機能にして8時間から12時間発酵していきます。炊飯器は熱くなりすぎないように、蓋をあけ、濡れ布巾をかけて、途中、1回から2回かき混ぜます。
これらの工程やポイントが行われていたら8時間から12時間後は間違いなく発酵黒豆あんこが出来上がっています。
その後甘みを定着させるために、少量の塩を入れます。
私は塩はいれずに仕上げました。
お好みではありますが私は豆の皮や粒が残っているほうが好きなのであまりつぶさずに仕上げますが、こし餡がよい方は、かき混ぜる時に粒をつぶしながらよくかき混ぜていればこしあんに近づきます。
黒豆は昔から生薬として使われていたほど効能が素晴らしく、
おおげさですがこういう時代や社会情勢の時に是非食したいと思う食材です。
理由の1つとして食物繊維が豊富で腸内環境を整え、腸の動きを活発にし、便秘の解消をしてくれ、それによりデトックスにもなります。大腸ガンなどの予防にもなるようです。
そして私が1番注目したいのは目の健康維持に効果的だったり、血の巡りを良くしてくれること。それにより肩こりがなくなったり、シミができにくくなったり、薄くなったり、白髪もなくしてくれたり、美白も望めそうです
2つ目の注目ポイントは、糖や脂肪の代謝を良くしてくれることです。今、現代は案外飽食の時代で、おいしいものがたくさんあって食べ過ぎてしまいます。それにより代謝が追いつかなくなり宿便につながっていると思います。生活感習慣病につながっている原因にもなると思います。そういうことを解消してくれるようです。
個人的には鉄分も豊富というのはありがたく、食物で鉄分を補うのは限界があります。またタンパク質も含み、黒豆だけでいろんな栄養素が摂れるので、しばらくはとり続けてみて体の変化を楽しみたいと思っています。
まず、発酵黒豆あんこを食して行くとよい効果としてお通じが良くなったことは報告できます。
その他にも改善点が出てくれば記録して行きたいと思っています。
黒豆は地味なお豆さんですが、栄養価が半端ないです。
健康や美容に導いてくれる黒豆さんなので意識して食していこうと思っているのですが、アラフィフには私だけでなく、共通して老化や老体になりつつある身としてはアンチエイジングになりそうなというか、なる食材なので紹介しました。
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elyija